ニュースの最近のブログ記事

地球に落ちてきた男

| コメント(0) | トラックバック(0)
このエントリーをはてなブックマークに追加

デヴィッド・ボウイ

デヴィッド・ボウイ(David Bowie)が亡くなった。
享年69。
伝説のロックアーティストとしては、出来すぎた数字。
世界中で大きなニュースとなっているが、個人的にも一番好きなアーティストだったので、その喪失感は言葉では言い表せない。

最新作「★ ( Black Star ) 」発売の二日後の出来事。
最初、ニュースを見た時は何の冗談かと思ったが、色々なサイトを見るにつけ、事実なんだなとぼんやりと認識した。
思えば、彼自身も若い頃はとても長生きは出来ないだろうと思ってたようだが、ドラッグ漬け・不健康で無茶な生活を過ごしてきた若き日を考えると長生きだったのかも知れない。何よりもその信じられないクリエイティブなエネルギーと開拓精神からすると尚更そんな気もする。

最新作の「★」は、ボウイ自身が遺作となる事をよく分かった上で制作されている。そう考えるとこのアイコニックな★と言うのも実に意味深だ。(そして新曲の「Lazarus」のPVも。亡くなった今となってはちょっと引いてしまうくらいのリアリティ。)
私自身は、予約で購入し、発売日に入手したが、ボウイ逝去のニュースを受けて爆発的に売れてるらしい。全米チャート1位を取りそうな勢いで。

が、この遺作は「売れる」作りのアルバムでは無い。ポップさやキャッチーな受け入れやすさの要素は無い。
そう言う意味では、10年ぶりのカムバック作となった、前作「The Next Day」の方が遥かに受け入れやすい。
「ニューチャプター」と形容される現代ジャズの要素を取り入れたサウンド作りに挑戦しているが、どの曲も軽くない。ヘヴィーだ。
どこかのレビューで、実質ベルリン三部作の続きと書いてあったが、そうかも知れない。

しかしながら、この遺作でのトンガリぶり・開拓精神は、最後まで実にボウイらしい。
彼は1983年に「レッツ・ダンス」で大成功を収め、一躍、世界の一大スターとなったが、その立場でうまく泳げなかった。
クリエイティブのモチベーションを失い、迷走した。

ボウイは、どんなに売れても、万人受けするポップスターにはなり切れない、カルトスターなのだと思う。
その特異性と独自性は一部の人達を大いに信望させるが、皆に受け入れられるようなスターにはなり切れないし、そうなってしまえばデヴィッド・ボウイで無くなるだろう。

デヴィッド・ボウイは、自身が演じた「地球に落ちてきた男 ( THE MAN WHO FELL TO EARTH  ) 」なのだろう。
ボウイは、カメレオンのように自身のペルソナやファッション、スタイルを常に変革させてきた。
だが、私の中ではボウイの根幹のイメージは、「地球に落ちてきた男」のトーマス・ジェローム・ニュートン、あるいは、同時期に発表された「ステイション・トゥ・ステイション」で登場するシン・ホワイト・デュークのイメージだ。
その鋭いアーティスティックな感性と才能、麗しく美しいルックスと、完璧なまでのキャラクターでありながら、どこか病的でどこか欠如している特異性。
地球人になり切れなかった異星人のような。何かを求め続け常に変革し続けるカルト的なヒーロー。

そして最後までデヴィッド・ボウイはデヴィッド・ボウイだった。
地球に落ちてきた男は、地球人になり切れないまま、地球を去ってしまった。

久々のブログエントリだけど、思わず反応してしまった。
しかし、新作「★」のエンドを飾る、「I Can't Give Everything Away」は、泣けます。
R.I.P.

R.I.P. Steve Jobs

| コメント(0) | トラックバック(0)
このエントリーをはてなブックマークに追加
SJ.jpg

Appleのビジョナリー、Steve Jobsが死去して早10日経とうとしている。
多くの人がそうであるように、私も大きな喪失感を感じている。

しかし、今や時価総額で世界一の企業に大成長を遂げたApple、そして、その立役者として凄まじいカリスマとリーダーシップで引っ張ってきた Steve Jobs はもはや世界に与える影響は極めて大きく、予想以上に世界中のメディアや多くの人々が反応し、世界を揺るがした衝撃的なニュースとして大々的に取り上げられた。
1996年末に古巣のAppleにJobsが復帰した頃は、いつ倒産してもおかしくない状況で買収話がいつも持ち上がってるような状況だったApple。それだけに今のこの無双ぶりとSteve Jobsがここまでに世界に与えた・変えた影響の大きさと言うものを改めて思い知らされる。

Jobsは、2004年の7月に最初のすい臓がんの摘出手術をしている。
思えば、Jobs及びAppleの急加速が始まったのも、この頃がターニングポイントだった気がしている。
2001年に発表したiPodが爆発的なヒットとなり、iTunes Music Storeによる音楽販売も伴い大きな流行りを生み出したのがこの頃。そしてこれ以降、業績は指数関数的な成長を遂げ、2007年にiPhoneを発表し携帯市場を激変させ、2010年にはiPadを発表しタブレットPCと言う新しい市場を創出した。

有名な2005年のスタンフォード大学のスピーチでJobsはこのすい臓がん手術が臨死体験となり、死に対する考え方が変わった事を述べた。死は誰にも必ず来るものであり死を恐れてはならない。時間は限られている。ドグマ(既成概念や教養)にとらわれることなく、他人の人生を生きるのではなく、自分自身の人生を、自分の本当にやりたい事に力を尽くせと言っている。これは、学生達に向けた言葉のみならず、彼自身への改めての決意と宣言だったであろう。

実際、2004年に癌の摘出手術をした後、どの時点で癌が再発したのかは不明だ。しかし明らかになった死因が、移転性のすい臓癌による呼吸停止であり、どこかで癌が再発した訳である。2004年の術後も合併症などを抱え、ずっと体調がすぐれなかったと言う噂もある。どの時点かは分からないが、彼は自分の人生がさほど長くはない事を気付いていたであろう。
それ故に2004年以降の鬼気迫るAppleの革新ぶりはJobsの死を覚悟した執念の賜物であろうし、それを実現する為の気力・体力は半端じゃなかっただろう。この為に余計に死に急いだのかも知れない。

Apple、iPad2発表、そしてJobsは健在

| コメント(0) | トラックバック(0)
このエントリーをはてなブックマークに追加
iPad2.jpg

かねてからの予測通り、米国時間の3/2にアップルのイベントが行われ、iPad2が発表された。
事前の噂ではカメラが付くくらいのマイナーアップデートレベルと言う感じだったが、フタを開けばかなりのグレードアップとなっていた。

プロセッサは2倍の速さになり、グラフィック処理は最大9倍速くなったそうだ。
より一層軽く・そして薄くなり、さらにバッテリ持続時間も更に長くなった。
レティーナディスプレイは搭載していないようだが、iPadくらいのサイズだと不要のようにも感じる。色は黒モデル・白モデルの二つ。

また記事を書くつもりだけど、最近、雑誌の「自炊」にはまってるので、これは購入意欲を誘う。買ってしまいそう。要家族会議ですが。

しかし、何よりもサプライズは、病気療養中のSteve Jobsが基調講演に登場したことだろう。確かに登場の可能性がある事は噂されていたけど。
激ヤセ状態は相変わらずだけど、比較的元気そうな姿だった。
一時期、癌で余命6週間などと言う噂も流れ、またふらふら状態の動画がリークされてたりしている一方で、2/17にはオバマ大統領との会合に出席してたりで、健康状態が今ひとつ錯綜状態になっていたが、少なくとも元気そうな姿を見せてくれたと言う事だ。

この辺りの情報錯綜、メディアコントロールにしたたかなAppleの事だから、市場の反応を色々シミュレーションしてるのではなかろうかと言う気もしてしまう。
深読みだろうけど。

【動画】Apple announces iPad 2


Macworld Expo 2009

| コメント(0) | トラックバック(0)
このエントリーをはてなブックマークに追加

macBookPro17-2009.jpg
恒例のアップルのイベント、Macworld Expo/San Franciscoが、1/6、開催された。
今回は、Steve Jobs は参加しない。また今後、アップルは、Macworld Expoには参加しないと言う衝撃的な発表が昨年末にあったけど、この為、大きな新製品の発表はないだろうと言う憶測があったけど、その通りになってしまった。
いや、それ以下のものと言うべきか。

新しいMacBook、出ましたね

| コメント(0) | トラックバック(0)
このエントリーをはてなブックマークに追加

macBook200810.jpgいやいや、噂通りに、新MacBookと、MacBookProが出ました。
かねてから、言われてた通りに、MacBookAirと同じように、アルミ削り出しのデザインで、液晶画面は、映像が映えるようにと、黒にガラスを被せていて、iMacと同じようなスタイル。

早速、実物見たけど、いやいや、中々エレガントに仕上がってますよ。
う〜ん。
実は、奥さんが5月に里帰り出産をしたんだけど、そのタイミングで、実家で使うからと言う名目で買ったんだよね、MacBook。2.4GHzで、メモリ4GBだけど(ホワイト)。

ストリートビュー凄いです

| コメント(0) | トラックバック(0)
このエントリーをはてなブックマークに追加

8/5に日本でも公開され、瞬く間に話題騒然となっている、Google Mapの「ストリートビュー」
いや、これは、マジメに凄いですね。

早速、自宅を探したり、過去、自分が住んでた所を探したりしたけど、いやはや、何もかもオープンな感じです。ネット上でこんなの見れるなんて中々現実離れしてます。
奥さんも、自分の昔住んでた家や、通ってた小学校、中学校、はたまた、生家まで見つけて、やたら感動してました。
そうやって一通り、自分の知ってる場所を見つけた後、ネット上では、変なもの探しも大いに盛り上がってるようだけど

iPhoneは、ソフトバンクから

| コメント(0) | トラックバック(1)
このエントリーをはてなブックマークに追加

iPhoneSB.jpgiPhone の国内発売は、ソフトバンクから発売されることが発表された。
時期は、年内の予定。
NTTドコモが、積極的にアップルと交渉中との報道が多かったが、結局は、当初、一番可能性が高いのではと憶測されていた、ソフトバンクに落ち着いた格好だ。

日本の携帯は日本独自の機能・文化を有している。ドコモとアップルの交渉が話に上がった時も、そこの部分をどう整理して、どう言う決着にさせるのかが焦点だろうとは思ってたが、勿論、アップルが妥協などする訳はないので、独自の文化を持つ日本の携帯キャリアがどこまでアップルの要求を呑めるかにかかってたと思う。

iPod Touch が32GBにアップデート

| コメント(0) | トラックバック(0)
このエントリーをはてなブックマークに追加

ipodTouch2.jpgいずれそうなるとは思ってたけど、思ってたより早かった。
iPod Touch の容量が、16GB版が最大だったけど、32GBが登場。
値段も思ったよりは高くない。とは言っても6万円弱だけど。
16GBは少ないと思ってたけど、32GBあれば、とりあえず満足出来るレベルだね。
欲しい。
けど他にも買いたいものはたくさん・・・。

出ました!MacBook Air

| コメント(0) | トラックバック(0)
このエントリーをはてなブックマークに追加

macBookAir.jpg
噂通り、アップルが、Macworld Expo 2008で、軽量モバイルノートを発表した。
その名も「MacBook Air」
噂通りの薄さだ。とてもスリム、形状も美しく、中々に官能的なデザインだ。
既にオンラインのApple Store Japanでも予約開始となっている。2週間後から順次入荷される予定。
内蔵ストレージは、フラッシュメモリベースのSSDになるのかと思ったら、標準は80GBのパラレルATAドライブ。もちろん、SSDモデルもあるけど、HDDでこの薄さはまた魅力的。

アップル、超軽量ノートPC発表?

| コメント(0) | トラックバック(0)
このエントリーをはてなブックマークに追加

アップルが、来年早々にでも、新しいノートPCを発表する可能性があるようだ。
内蔵ドライブは、フラッシュメモリーベースで、超軽量・小型・薄型との噂。
画面は12インチとか。
ただ、13.3インチと言う噂もあり、どちらかは分からない。
どうせなら、フラッシュメモリにする訳だし、超小型がいいんだけど。
(かと言って、買える訳でもないですがぁ。)

ちょっと楽しみ。ギズモードから、CNBCの動画ニュースが見れます。



Twitter

エントリーアイテム

  • 地球に落ちてきた男
  • R.I.P. Steve Jobs
  • Apple、iPad2発表、そしてJobsは健在

Other Issue


伝統工芸

CRAFTS_DESIGN 様々な工芸品デザイン

CAR DE SiGN - 名車デザインのフォトアーカイブ

F1の話

音楽階層

最近のコメント

ウェブページ

Adsense