アップルの祭典、WWDC(Worldwide Developers Conference)が開幕した。
予想通り、Power MacG5の後継機、Mac Proを発表した。
CPUについては、かねてから噂があったが、Intel Xeonを採用しており、64ビットの堅牢で高パフォーマンスなシステム構成が売りだ。
が、正直Xeonなんて必要だったのだろうか・・・
Xeonと言うと、通常はサーバーマシンに搭載されるCPU。
他機種との差別化、Macのフラグシップマシンとしてのパフォーマンス等採用理由はあるんだろうけど、やはり過剰スペックな気がする。
おかげで、価格は結構高額だ。
Mac Proは標準構成が1機種で、後は好みに合わせて色々オプションを変更する形となっている。
標準構成は、2 x 2.66GHz デュアルコア Intel Xeon、1GBメモリ、250GBHDD、2層対応のSuperDrive (DVD+R DL/DVD±RW/CD-RW)と言った感じだ。
この構成で、¥319,800。最上位のCPUの2 x 3.0GHz デュアルコア Intel Xeonを選択した場合は、プラス¥100,000だ。
Intelになった旨味が今ひとつないような気がする。
ちなみに、デザインは据え置きとなった。G5のデザインは結構好きなので、それもいいんだけど、やはり新しい出で立ちが見たかった。
次期MacOSX、Leopardもお披露目した。プレビューと言う事だが、ほんのちら見せな感じ。色々機能が追加されるようだが、面白そうだったのは、「Time Machine」 と言う機能。ただ、見る限りは、要はシステム全体のスナップショット機能のようで、システムやファイルを以前の状態に完全に復元出来ると言う事で、目新しいものでもない。アップルなので、見せ方はまた洗練されたものになるとは思うけど。
Leopardは、Windows Vistaと発売時期が同じ頃になりそうなので、そう言う意味では、もう少し度肝抜く機能が欲しいところだとは思うのだが。
Boot Campは標準装備するようだ。そうすると、OSXがWindws Vistaに乗っ取られちゃうかもよ。アップルはそれも良しと思ってるのだろうか・・・。
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