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2006年09月05日

MT 3.32-ja にアップデート その2


Movable Type を3.32-jaにアップデートした。前回セットアップ事前までの話を書いたが、今回は残りのバージョンアップ完了までの話。
まずは、ローカルPCの環境(Windows環境)のアップデートを行った。事前のバックアップ、既存ディレクトリを空にする、新規インストール、旧コンフィグの反映など問題なく行って、MTの画面にログインする。
そうすると、自動的に、アップデートプログラムが起動し、システム及びDBデータのアップデートが行われる。ところが、DBデータのアップデートの所で止まってしまった。

DBはMySQLを使用している。
アップデートの途中で、DBテーブル mt_category のアップデートの途中で、エラーが発生し、異常終了してしまった。メッセージは、「カテゴリーがありません」
念の為、再度実行するが、同じ所でエラー発生して終了・・・。
phpMyadmin を使って、MySQLにアクセスし、DBの状態を確認する。
すると、mt_category のデータが一部文字化けしてしまっている。文字化けをphpMyadmin上で修正し、再度アップデートチャレンジ。しかし、また同じ所で失敗する。
mt_category の中身を再度確認。どうも今回のアップデートで category_basename と言う新しいフィールドがmt_categoryテーブルに追加されている模様。そこが一部のカテゴリのみちゃんと入ってて、他のカテゴリはNULLになってた。先の文字化けしてたのは、category_label フィールドのデータで、MT3.32ではそのデータを category_basename に格納してるようなのであが、文字化けの関係なのか、正常に格納出来なったようだ。

しょうがないので、phpMyadminで、 category_basename に category_label の値をカテゴリ毎に入力してみた。
再度、MTアップデートを実施。すると今度は問題なく動作し、正常にアップデートを完了する事が出来た。やはり、category_basename にうまくデータ変換出来なかったのが理由だったようだが、何故文字化けしてしまったのかは不明。また文字化けが原因かも不明ではある。

アップデートが完了し、一通り色々試してみる。エントリーも問題なく行えるし、動作不良等はないようだ。迷惑トラックバックの効果はローカル内なので、よく分からないけど。
インタフェースもベースは同じだけど、やっぱり進歩してて使いやすくなった気がする。
尚、Windows環境で起きやすいミスとして、cgiプログラムの冒頭で記載する perl のパス。通常だとUNIX用のパス( #!/usr/bin/perl -w )が記載されているので、Windowsの場合、Windowsでのperlの格納場所に記載変更( #!c:/perl/bin/perl -w など)する必要がある。これ忘れてて実は最初cgi自体動かなかった。

ちょっと長くなってきたので取りあえず今日はこの辺で。そして、今度は本番用サーバーへのアップデート。後日記載しよう。


Movable Type 3.3 マニュアル
既存環境からのアップグレード(Linux, BSD, Mac OS X)
既存環境からのアップグレード(Windows)


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投稿者 bauhaus : 2006年09月05日 22:30   « MT 3.32-ja にアップデート その1 | MT 3.32-ja にアップデート その3 »

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