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2007年07月29日

Adobe GoLive 9 がさりげなくリリース

golive9.jpg
ふと気が付くと、Goliveのニューバージョンがリリースされていた。
まさか、CS3シリーズより先だとは・・。
アドビと、マクロメディアが合併して、真っ先に気になったのは、Goliveの行く末。
シェアとしては、マクロメディアのDreamweaverの方が全然上だったので、普通に考えれば、消えてしまう運命にあるGolive。
案の上、アドビのクリエイティブ・スイート・シリーズの新バージョンCS3では、webオーサリングツールは、当然のように、Goliveから、Dreamweaverに切り替えられていた。
そして、Goliveはと言うと、CSシリーズからは外れたが、単体パッケージで、アップデートされていくらしい。

と言う話は、知っていたが、気が付くと、新バージョンGolive9がリリースされていた。
しかし、その販売形態は、アドビストアでのダウンロード販売のみで、パッケージ販売はなし、
しかもアドビのサイトの至る所で、Dreamweaverへの移行を推奨する文言が・・・。
更に、DreamweaverCS3には、Goliveのサイト、コンポーネントなどの移行ツールが装備されるらしい。

しょうはないんだけど・・・。思い入れの深いツールだっただけに、複雑。Golive社がアドビに吸収されてからは、バグだらけのツールだったけど・・。
慣れてると、一番使い勝手が良かったのは事実。

そんで、Golive9の評判だけど、う〜ん・・、相変わらず、新バージョンが出るたびそうだけど、動作は重いは、バグは多いはの状態のようだ。
いつもだとアップデータを待ちましょうなんだけど、今回はちゃんと出んのかな。

やはり、Dreamweaverに切り替えるか。でもあのインタフェースがどうも好きじゃないんだよね。CS3で幾分変わってるのかも知れないけど。
しかもDreamweaver、高いよなぁ。

投稿者 bauhaus : 19:50 | コメント (0) | トラックバック

2007年07月23日

2007、F1第10戦ヨーロッパGP決勝、大波乱のレースをアロンソが制す

[ F1 ]

F1第10戦、ヨーロッパGP決勝レース。
凄いレースだった。近年稀に見る、天候大荒れのレース。
スタート前までは、晴れ渡ってた空が、フォーメーションラップの時から、どんどん黒い雲に覆われ、スータト時雨が降り出した。
スタートは上位勢は綺麗に飛び出す。マッサがアロンソを交わし、2位にアップ。後方でBMW2台が交錯し、混乱発生。
その隙を乗じて10位スタートのハミルトンがうまく抜け出し、いきなり4位にジャンプアップしたかと思えば、タイヤがパンクしずるずると後退。
そして天候は、トップ、ライコネンが1周するまでに、土砂降りの雨が降り出し、完全なヘビーレインコンディションに一瞬にして変わった。

各車、一斉にピットイン。しかしトップのライコネンは、大雨の影響でピットロードに入れ切れず、飛び出してしまい、止む無くもう1周。
その後ろにいたマッサ、アロンソはその様子をみてか、慎重にピットイン。
いきなり不運なライコネンは、土砂降りの中、ドライで1周無駄に過ごし、ピットインするも、7位まで後退してしまった。

その後、天候は怒濤のスコール。セーフティーカーが出動し、遂には赤旗、レース中断となった。ハミルトンは不幸にもハイドロプレーンな感じでコントロール不能でグラベルに突っ込むが、エンジンをずっと切らずにいたので、マーシャルの手でコース復帰を果たし、再スタートに望む事が出来た。しかしストップしてた時間が長く、ラップ遅れの扱い。

天候も一旦落ち着き、レース再スタート。
ハミルトンがギャンブルでドライタイヤでレースに臨むも、裏目に出て、ペースが上がらない。
しかし、徐々にコンディションはドライとなり、ようやく落ち着いた展開となり出した。

この時点で順位はマッサ、アロンソ、ライコネンの順番。ライコネンはアロンソにどんどん追いつき、バトル開始の状態になりつつあった頃、突然スローダウン。結局、痛いリタイアとなってしまった。ここニュルブルクリンクでライコネンは、本当にツキがない。

そして、ドラマはレース終盤にまたやってくる。
すっかりドライコンディションとなってたサーキットに、またもやスコールが襲いかかる。各車またもやウェットタイヤに交換。そしてクライマックスは、マッサとアロンソの争い。ドライではフェラーリが若干有利な感があったが、ウェットではマクラーレンが断然速い。

マッサは果敢にブロックするも、アロンソが最後は強引に抜き去る。この際マッサとアロンソの2台はホイールが接触する際どいオーバーテイク。
そして、この大波乱のレースを制したのは、アロンソ。
さすが、ミハエルを倒した男の面目躍如と言った感じだ。チャンピオンらしい強さを見せた。
マッサが2位。レース後、アロンソがわざとぶつけたとマッサに言い放ったのに対し、マッサが大反発。結局アロンソが謝罪する羽目に。

ハミルトンも、ラップ遅れの最下位になりながら、最後まで攻めの走りで、最終周にフィジケラを抜き去りもしたが、9位でフィニッシュとなり、ノーポイントに終わった。
これでチャンピオンシップは一気にアロンソが詰め寄り、ハミルトンとわずか2ポイント差。
チャンピオンがいよいよチャンピオンシップ制覇に向けて青写真通りの動きを開始したと言った感じだ。

次戦はハンガリーGP。

F1第10戦ヨーロッパGPの決勝結果は以下の通り。

1 F・アロンソ マクラーレン 2:06:26.358
2 F・マッサ フェラーリ + 8.155
3 M・ウェーバー レッドブル + 1:05.674
4 A・ブルツ ウィリアムズ + 1:05.937
5 D・クルサード レッドブル + 1:13.656
6 N・ハイドフェルド BMW + 1:20.298
7 R・クビサ BMW + 1:22.415
8 H・コヴァライネン ルノー + 1 laps
9 L・ハミルトン マクラーレン + 1 laps
10 G・フィジケラ ルノー + 1 laps
11 R・バリチェロ ホンダ + 1 laps
12 A・デビッドソン スーパー アグリ + 1 laps
13 J・トゥルーリ トヨタ + 1 laps
Did not finish
14 K・ライコネン フェラーリ + 24 laps
15 佐藤 琢磨 スーパー アグリ + 40 laps
16 R・シューマッハ トヨタ + 41 laps
17 M・ヴィンケルホック スパイカー + 46 laps
18 N・ロズベルグ ウィリアムズ + 58 laps
19 V・リウッツィ トロロッソ + 58 laps
20 S・スピード トロロッソ + 58 laps
21 A・スーティル スパイカー + 58 laps
22 J・バトン ホンダ + 58 laps

投稿者 bauhaus : 22:33 | コメント (0) | トラックバック

2007年07月22日

2007、F1第10戦ヨーロッパGP予選、ライコネンPP!ハミルトンが大クラッシュ

[ F1 ]

F1第10戦は、ドイツ、ニュルブルクリンクを舞台にした、ヨーロッパGP。
M.シューマッハがいた頃は、F1はドイツで2回開催されていた。今回のニュルブルクリンクを舞台としたヨーロッパGP。もう一つはホッケンハイムを舞台としたドイツGP。
M.シューマッハが引退し、ドイツでのGP開催は年1回となった。ニュルブルクリンクとホッケンハイムを毎年交互に開催する形態となった。
今年は、ニュルブルクリンク。このコースは非常に起伏に飛んでおり、低速〜高速コーナーまで多くのスタイルのコーナーがある為、車の総合的なバランス、ダウンフォースとスピードの妥協点をいかにうまく見つけるか等、攻略は難しいサーキット

フリープラクティスから、やはり、フェラーリとマクラーレンの一騎打ち。
2連勝で波に乗る、ライコネンと、ハミルトンがトップタイムを競い合う形だった。
そして、予選。Q1ではアロンソがトップ。Q2ではマッサがトップと、マクラーレンとフェラーリの激しい争い。そして、最終セッションのQ3。
ここでハミルトンが大クラッシュを演じてしまう。右フロントタイヤが突然バーストし、完全にコントロール不能状態で200km以上の速度でタイヤバリアに。
何とか自分で車から這い出したものの、相当の衝撃を受けた模様で、うずくまっている。その後メディカルセンターに運ばれたが、運良く、外傷・骨折はなかったようで、今の所、レースには出場出来る見込み。
セッションは30分中断され、再開。上位勢ではマッサがまずファイナルアタック。更にライコネンが続き、最速タイムをマーク。最後はアロンソ。第1セクターは最速タイムで通過するものの、第2セクターでミス。タイムロスをしてしまい、結果は2番手。ただ、アロンソにとっては、もっと致命的なミスだと思てったようで、逆に2番手タイムだった事に驚いていたようだ。また、ハミルトンの事故後のセッションは集中力を維持する事が難しかった事も認めている。

波乱の予選は、ライコネンのPP獲得で幕を閉じた。勢いに乗る、ライコネンがハットトリックを決めれるか。まらハミルトンは10番グリッドからのスタートで、いかにポイントを取るかのレースになる。ハミルトンにとっては初めての逆境で、どのようなレースを展開するか、注目される。

F1第10戦ヨーロッパGP、予選結果は以下の通り。

1 K・ライコネン フェラーリ 1:31.450
2 F・アロンソ マクラーレン 1:31.741
3 F・マッサ フェラーリ 1:31.778
4 N・ハイドフェルド BMW 1:31.840
5 R・クビサ BMW 1:32.123
6 M・ウェーバー レッドブル 1:32.476
7 H・コヴァライネン ルノー 1:32.478
8 J・トゥルーリ トヨタ 1:32.501
9 R・シューマッハ トヨタ 1:32.570
10 L・ハミルトン マクラーレン 1:33.833
11 N・ロズベルグ ウィリアムズ 1:31.978
12 A・ブルツ ウィリアムズ 1:31.996
13 G・フィジケラ ルノー 1:32.010
14 R・バリチェロ ホンダ 1:32.221
15 A・デビッドソン スーパー アグリ 1:32.451
16 佐藤 琢磨 スーパー アグリ 1:32.838
17 J・バトン ホンダ 1:32.983
18 S・スピード トロロッソ 1:33.038
19 V・リウッツィ トロロッソ 1:33.148
20 D・クルサード レッドブル 1:33.151
21 A・スーティル スパイカー 1:34.500
22 M・ヴィンケルホック スパイカー 1:36.940

投稿者 bauhaus : 10:53 | コメント (0) | トラックバック

2007年07月18日

Crown City Rockers

Crown_City_Rockers.jpg普段、ヒップ・ホップはあまり聞くジャンルではないんだけど、元々、ファンク好きなのもあって、その延長で時に聞く事(と言うより、自分好みのヒップホップがないか探す事)がある。
やはり好みとしては、ファンクエッセンスが詰まったものとか、クラシックなソウルフィーリングに溢れてるものが好きだったりする。
例えば、ちょっと前は、
Commonの「Be」Common - Be
をやたら聞きまくってた。そう言う意味では、Kanye Westも結構好き。

そんな感じで色々漁ってたら、中々の好みぴったりのアーティストに出会った。
Crown City Rockers
コリは中々良いです。いわゆる「ソウル」なフィーリングたっぷり。彼らはバンド形式のヒップホップグループで、生音も多かったりする。
そして何よりも、ソウルなエッセンスの生かし方が、中々にうまい。これは結構ハマりそう。お薦めです。

投稿者 bauhaus : 22:10 | コメント (0) | トラックバック

2007年07月10日

2007、F1第9戦イギリスGP決勝、ライコネンが2連勝!

[ F1 ]

F1第9戦、イギリスGP。
ハミルトンがPPを獲得した事で、いやがおうなしに盛り上がるシルバーストーン・サーキット。
そして決勝レース。
フォーメションラップ後、スタート直前で、フェラーリのマッサがストップしてしまった。仕切り直しで、再度フォーメーションラップ。そしてスタート。
上位3人が綺麗にスタートを決め、ハミルトンが1コーナーを制す。ライコネン、アロンソと続く。

序盤に飛ばし、後続との差を付けたいハミルトンだが、今回のレースはそうは行かなかった。
ライコネンがずっと1秒前後で付いて行く。アロンソもライコネンから2.5秒程度の差のまま広がらない。
最初にピットストップしたのは、ハミルトン。そして、ライコネン、最後に予想通り、アロンソ。3人の1回目のピットストップが終わった後、首位となったのは、何とアロンソだった。この辺は、巧みな戦略の勝利。さすがにチャンピオンと言った感じだ。
そして、レースは2回目のピットインで更に動く。
2回目のピットインはアロンソは早めにピットイン。1回目のピットインでライコネンの前に出る為に給油を少なめにした為だ。逆にライコネンはかなり燃料を積んだため、2回目のピットインのタイミングは遅め。アロンソがピットインした後、ライコネンが猛チャージをし、ライコネンピットアウト後は、ライコネンが首位に立った。

レースは結局このままゴール。ライコネンが2連勝を飾った。アロンソが2位、ハミルトンは母国GPでの活躍が多いに期待されたが、3位となった。しかし、相変わらずデビュー後の連続表彰台記録は更新中だ。
今日のハミルトンは、チームからエンジンをセーブするよう指示があったようだが、ペース的には今一だった。と言うより、ライコネンにしろ、アロンソにしろ、ようやくブリヂストンタイヤに慣れてきたような雰囲気がある。
これからシーズン後半。ますます混戦となりそうだ。

F1第9戦、イギリスGPの決勝結果は以下の通り。

1 K・ライコネン フェラーリ 1:21:43.074
2 F・アロンソ マクラーレン + 2.400
3 L・ハミルトン マクラーレン + 39.300
4 R・クビサ BMW + 53.300
5 F・マッサ フェラーリ + 54.000
6 N・ハイドフェルド BMW + 56.300
7 H・コヴァライネン ルノー + 1 laps
8 G・フィジケラ ルノー + 1 laps
9 R・バリチェロ ホンダ + 1 laps
10 J・バトン ホンダ + 1 laps
11 D・クルサード レッドブル + 1 laps
12 N・ロズベルグ ウィリアムズ + 1 laps
13 A・ブルツ ウィリアムズ + 1 laps
14 佐藤 琢磨 スーパー アグリ + 2 laps
15 C・アルバース スパイカー + 2 laps
Did not finish
16 V・リウッツィ トロロッソ + 6 laps
17 J・トゥルーリ トヨタ + 16 laps
18 A・デビッドソン スーパー アグリ + 24 laps
19 S・スピード トロロッソ + 30 laps
20 R・シューマッハ トヨタ + 37 laps
21 A・スーティル スパイカー + 43 laps
22 M・ウェーバー レッドブル + 51 laps

投稿者 bauhaus : 20:02 | コメント (0) | トラックバック

2007年07月08日

2007、F1第9戦イギリスGP予選、ハミルトン、母国でPP獲得!

[ F1 ]

2週連続でのF1開催。第9戦、イギリスGPだ。
舞台は伝統のサーキット、シルバーストーン。一番最初のF1レースが開催された場所としても有名なサーキットだ。
しかし、ここ数年は、シルバーストーンがグランプリカレンダーからなくなるかも知れないと言う話が良く出る。理由は、施設の老朽化。F1興業のボス、バーニー・エクレストンは潔癖な人物でサーキットがいかに手入れされ、維持されてるか、と言う点について非常にうるさい。この為に、過去の多くのサーキットがカレンダーから消え、新しく新設された、新しいビジネスとして大きな期待が持てる国、サーキットをカレンダーに組み込んで来た。
伝統あるシルバーストーンについても関係なく、バーニーはずっとサーキットの改修を要求しており、それが実現されないと言うとこが原因だが。
そんな事はさておき、イギリスGPは言うまでもなく、もはやルーキーと呼ぶのは相応しくない気もする、ハミルトンの凱旋GPだ。

フリープラクティスから、フェラーリとマクラーレンの一騎打ち。他のチームはこの2強についていけない感じだ。マクラーレンはアロンソが好調。ハミルトンはアロンソに比べると、ちょっとついていけてない感じだったのだが。

そして、予選。Q2まではアロンソがトップをマーク。フェラーリとハミルトンが更に続くと言う感じだったが、最後のQ3では、ハミルトンが最後の最後で最速タイムをマーク。
母国GPでのPP獲得に成功した。
2位はライコネン。最終コーナーで若干コースをはみ出し、タイムロス。これがなければ、ポールだった可能性は高い。3位、アロンソ、4位、マッサと続く。
ただ、予選後のコメントでアロンソは3位が限界だったと言っていた。この辺は決勝レースの戦略によるとこかも知れない。アロンソは燃料多めか。

F1第9戦イギリスGP、予選結果は以下の通り。

1 L・ハミルトン マクラーレン 1:19.997
2 K・ライコネン フェラーリ 1:20.099
3 F・アロンソ マクラーレン 1:20.147
4 F・マッサ フェラーリ 1:20.265
5 R・クビサ BMW 1:20.401
6 R・シューマッハ トヨタ 1:20.516
7 H・コヴァライネン ルノー 1:20.721
8 G・フィジケラ ルノー 1:20.775
9 N・ハイドフェルド BMW 1:20.894
10 J・トゥルーリ トヨタ 1:21.240
11 M・ウェーバー レッドブル 1:20.235
12 D・クルサード レッドブル 1:20.329
13 A・ブルツ ウィリアムズ 1:20.350
14 R・バリチェロ ホンダ 1:20.364
15 S・スピード トロロッソ 1:20.515
16 V・リウッツィ トロロッソ 1:20.823
17 N・ロズベルグ ウィリアムズ 1:21.219
18 J・バトン ホンダ 1:21.335
19 A・デビッドソン スーパー アグリ 1:21.448
20 A・スーティル スパイカー 1:22.019
21 佐藤 琢磨 スーパー アグリ 1:22.045
22 C・アルバース スパイカー 1:22.589

投稿者 bauhaus : 09:09 | コメント (0) | トラックバック

2007年07月02日

2007、F1第8戦フランスGP決勝、ライコネンが逆転優勝!

[ F1 ]

F1第8戦、フランスGP決勝レース。
雨が降るのではないかと言う予測もあったが、幸いにしてドライコンディションとなった。
スタートは、マッサが好スタートを切り、3番手のライコネンが素晴らしいスタート。逆にハミルトンはスタート失敗し、ライコネンが2位に浮上した。
序盤はフェラーリ2台にハミルトンが食いつく展開。
10番手スタートのアロンソは、オープニングラップで8位にポジションアップ。その後、ロズベルグを抜き、ハイドフェルドに襲いかかるが、ここで引っ掛かる。

一度オーバーテイクをしたものの、スピードオーバーですぐに抜き返される。
上位勢で一番最初のピットインしたのはハミルトン。同じ周回でアロンソもピットインした。フェラーリ勢は、マッサが先のピットイン。ライコネンがペースを上げ、数周後にピットインするが、マッサとの順位逆転はならず、マッサ−ライコネンの配列でレースは続く。
アロンソは、ピットアウト後もハイドフェルドの後ろとなり、オーバテイクのチャンスを伺う。
そして、高速シケインで強引にオーバテイク。ハイドフェルドもこの気合いには動揺したらしく思わずコースオフしてしまった。どっちかと言うと接触を避ける為に、ハイドフェルドが譲ってコースオフしたと言う感じだった。両車接触してリタイヤしてもおかしくない場面。アロンソのイライラと気合いと焦りを感じさせるシーンだった。

その後レースはフェラーリが数秒の差で1-2体制のまま、2回目のピットインに。ハミルトンは、早めにピットイン。何と3ストップ戦略だった。
そして、1回目と同様に、マッサから数周遅れて、ライコネンがピットイン。ピットアウト。ここでライコネンはマッサから首位を奪う事に成功。

レースは結局そのままの順位で終わり、ライコネンが開幕戦以来の勝利を掴んだ。ただ、本人は、完全に満足と言う訳ではないようだったが。
2位にはマッサ。3位はまたしても連続表彰台記録を伸ばした、ハミルトン。
アロンソは、結局ツキもなく7位にフィニッシュ。またも辛い結果のGPとなった。

これで、2強の4ドライバーがそれぞれ2勝ずつと言う混戦状況。安定感のある結果をずっと出しているハミルトンが更にチャンピオンシップをリードする形となった。

次戦は2週連続のGP開催、ハミルトンの凱旋レースとなるイギリスGPだ。

F1第8戦フランスGP、決勝結果は以下の通り。

1 K・ライコネン フェラーリ 1:30:54.200
2 F・マッサ フェラーリ + 2.400
3 L・ハミルトン マクラーレン + 32.100
4 R・クビサ BMW + 41.700
5 N・ハイドフェルド BMW + 48.800
6 G・フィジケラ ルノー + 52.200
7 F・アロンソ マクラーレン + 56.500
8 J・バトン ホンダ + 58.800
9 N・ロズベルグ ウィリアムズ + 68.500
10 R・シューマッハ トヨタ + 1 laps
11 R・バリチェロ ホンダ + 1 laps
12 M・ウェーバー レッドブル + 1 laps
13 D・クルサード レッドブル + 1 laps
14 A・ブルツ ウィリアムズ + 1 laps
15 H・コヴァライネン ルノー + 1 laps
16 佐藤 琢磨 スーパー アグリ + 2 laps
17 A・スーティル スパイカー + 2 laps
Did not finish
18 S・スピード トロロッソ + 15 laps
19 C・アルバース スパイカー + 42 laps
20 A・デビッドソン スーパー アグリ + 69 laps
21 J・トゥルーリ トヨタ + 69 laps
22 V・リウッツィ トロロッソ + 70 laps

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2007年07月01日

2007、F1第8戦フランスGP予選、マッサがPP獲得

[ F1 ]

F1第8戦、フランスGP。舞台は、ヨーロッパに戻ってきた。
前戦アメリカGP後の、シルバーストーンでのテスト時もフェラーリが快調で、復調の兆しがあったが、フランスGPのフリープラクティス時から、フェラーリ勢が調子の良さをアピール。
しかし、2日目のプラクティス、及び予選では、マクラーレンも調子を挙げてきた。ただ、それはハミルトンの話。
アロンソはマシンに問題を抱え、十分なプラクティスを行う事が出来なかった。
そして、予選。Q1、Q2は共に、マクラーレン、ハミルトンがトップ。フェラーリ勢がそれに続く。

そして、Q3では、フェラーリ、マッサがトップタイムを叩き出し、PPを獲得。
第4戦スペインGPから久々にPPをマクラーレンから奪い返した。
2位には、マクラーレン、ハミルトンが入り、ライコネンは3位。
そして、アロンソは、Q3でマシンがストップし、10番手となってしまった。ギアボックスのトラブルらしく、エンジン交換とはならなかった為、エンジン交換ペナルティはなかったものの、フランスGPでは、ツキがないようだ。明日の決勝でどう変わるかだが。

F1第8戦フランスGP、予選の結果は以下の通り。

1 F・マッサ フェラーリ 1:15.034
2 L・ハミルトン マクラーレン 1:15.104
3 K・ライコネン フェラーリ 1:15.257
4 R・クビサ BMW 1:15.493
5 G・フィジケラ ルノー 1:15.674
6 H・コヴァライネン ルノー 1:15.826
7 N・ハイドフェルド BMW 1:15.900
8 J・トゥルーリ トヨタ 1:15.935
9 N・ロズベルグ ウィリアムズ 1:16.328
10 F・アロンソ マクラーレン no time
11 R・シューマッハ トヨタ 1:15.534
12 J・バトン ホンダ 1:15.584
13 R・バリチェロ ホンダ 1:15.761
14 M・ウェーバー レッドブル 1:15.806
15 S・スピード トロロッソ 1:16.049
16 D・クルサード レッドブル no time
17 V・リウッツィ トロロッソ 1:16.142
18 A・ブルツ ウィリアムズ 1:16.241
19 佐藤 琢磨 スーパー アグリ 1:16.244
20 A・デビッドソン スーパー アグリ 1:16.366
21 C・アルバース スパイカー 1:17.826
22 A・スーティル スパイカー 1:17.915

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