暑い日が続きます。
今年は、ロシアを始め、東欧でも非常に猛暑のようで、ロシアとかは例年より10度近くも気温が高いそう。日本でも、沖縄より、北海道の方が、気温が高いと言う逆転現象が起きてたりしますが、地球温暖化の影響なのか、異常気象が続きます。
暑い夏のアイテムと言えば、色々ありますが、扇子はその中でも、文化と伝統の香りを気軽に感じることが出来る、粋なアイテム。ご自分にはもちろん、お中元や、この季節のギフト・贈り物としても喜ばれると思います。
今日は、この、涼しさを携帯する小粋な扇子を色々ご紹介します。
同じような風を扇ぐアイテムとしては、団扇がありますが、団扇と扇子では、団扇の方が成立が早く、紀元前の中国で用いられたという話があります。
団扇を折り畳んで、便利に携帯すると言う発想は、日本が最初で、つまり、扇子の発祥は日本と言うことになります。
平安時代には、扇子本来の扇ぐと言う役割ではなく、和歌を書いて贈るなど、儀礼や贈答、コミュニケーションの道具としても用いられました。
日本で発明された扇子は、コンパクトに折り畳めるという利点が高く評価され、大航海時代には中国を経由して西洋にまで輸出されて独自の発展を遂げ、17世紀のパリには扇を扱う店が150軒を数えるほど、上流階級の女性のコミュニケーションの道具として大流行したそうです。ヨーロッパで発展したものには、羽根扇やレースを編みこんだ洋扇などがあります。
(出典:ウィキペディア)
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