2010年10月アーカイブ

香炉特集 - 有田焼

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香炉特集。第2回目は、引き続き、陶磁器工芸品から、「有田焼」の香炉商品のご紹介です。
繊細で優しい色絵が特徴の有田焼。そんな有田焼の特徴が堪能出来る、香炉の数々です。

香炉と言うのは、香料を加熱し、香気成分を発散させる目的で用いる器で、主に、仏具などで用いられ、宗教的な意味合いも強いものです。
しかし、香気を熱で発散させる目的であれば、形状や色彩、サイズなどは比較的自由で、香を焚く行為自体、趣味性・嗜好性が高いものである事から、芸術性を追求する対象となる事も多く、日本の様々な伝統工芸にも、数多くの優れた、芸術性の高い、香炉の作品が存在します。
贈答品・各種お祝い品・ギフトとしても大変オススメです。

日本磁器発祥の地、有田焼

有田焼とは、現在の有田町やその周辺で生産された磁器の総称で、江戸時代には、有田皿山で作られた製品が伊万里港から積み出されたために「伊万里焼」または「伊万里」と呼ばれました。

豊臣秀吉が朝鮮へ出兵した文禄の役(1592)・慶長の役(1597)の後、朝鮮半島から多くの陶工達が渡来、彼らによって日本の各地で次々と開窯されました。

とくに有田では17世紀初頭に有田泉山で良質の磁器原料が発見され、日本で最初に磁器が焼かれたところです。
その後、寛永14年(1637)に鍋島藩が伊万里・有田地区の窯場の統合・整理を敢行し、現在に知られている有田皿山の体制を整えていったのです。

溢れ出す華やかさと高級感は、誕生祝い・父の日・母の日など記念日のプレゼントから結婚祝い・内祝いや退職祝いなど様々なギフトにおすすめです。

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