お正月特集 - 門松

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お正月用品の特集、2回目は、正月飾りの代名詞と言える「門松」の特集です。
門松は、お正月を迎えるにあたって門や玄関の前などに立てられる一対になった松や竹の正月飾りのことです。松飾りとも言われます。

古くは、木のこずえに神が宿ると考えられていたことから、門松は年神を家に迎え入れるための依り代という意味合いがあります。地域の言い伝えにより松を使わない所もあるそうです。
新年に松を家に持ち帰る習慣は平安時代に始まり、室町時代に現在のように玄関の飾りとする様式が決まったと言われています。

日本の伝統美のひとつと言える門松。松や竹などを使ったハンドメイドの本格的な門松から、何年にも渡って正月シーズンに使える人工の門松、フラワーアレンジメント風な門松など、幅広く色々な門松を集めました。

※写真をクリックすると、美しい拡大写真がご覧になれます。
また拡大写真をクリックすると、その商品の販売サイトにジャンプします。
(売り切れの場合はご容赦下さい)




























門松について ※出典:ウィキペディアより
飾り付け
現在の門松は中心の竹が目立つが、その本体は名前で解るとおり松である。 もと、平安の貴族達が好んだ小松引きと言う行事で持ち帰った「子の日の松」を長寿祈願のため愛好する習慣から変遷したもので、現在も関西の旧家などでは、「根引きの松」という玄関の両側に白い和紙で包み金赤の水引を掛けた根が付いたままの小松(松の折枝は略式)が飾られる。
竹の先端部の形状は、斜めに切った「そぎ」と、真横に切った「寸胴(ずんどう)」の2種類がある。 「そぎ」は徳川家康が始めたもので、徳川家康の生涯唯一の敗北として知られる「三方ヶ原の戦い」(1572年)のあと、対戦相手の武田信玄に対して、次は斬るぞという念を込めたのが始まりという説がある。
地方により門松の様式に差がある。関東では、3本組の竹を中心に、周囲に短めの若松を配置し、下部をわらで巻くという形態が多い。関西では3本組の竹を中心に、前面に葉牡丹(紅白)後方に長めの若松を添え、下部を竹で巻く。豪華になると梅老木や南天、熊笹やユズリハなどを添える。
松を使用しない門松は、東京都府中市、神戸市生田神社などがある。「逆さ門松」とも言われる、松を下向きに飾る門松もある。

現況
集合住宅の発達など社会環境の変化などから、画像の様な本格的な門松が設置されることは少なくなったが、一般家庭用に小さな寄せ植え風の門松などが年末に店頭に並ぶようになったため、このタイプの門松を置く場合がある。
さらに省略版として、枝振りのいい若松に、赤白や金銀の水引を蝶結びにし、門柱などに付ける方法もあり、手軽なことから多く使われる。
商店でも、現状では1月2日に初売りを行う場合が多いためか、本格的な門松が置かれるのは大型百貨店など一部の業種か、正月は無人に近くなる都心のオフィスビルなどに限られることが多い。スーパーマーケットなどの商店では「賀正」「謹賀新年」といった語と、新年のあいさつ文、門松や鶴、亀、日の出などの絵を印刷したポスターを張って済まされる事もある。また、松の木の保護や伝統文化の継承を目的に「門松カード」と呼ぶものを市役所や公民館などで配布したりホームページからダウンロード出来るようにしている自治体もある。
生花店やホームセンター、造園業や工務店などで作られ、設置・撤去まで一括でおこなうサービスもある。生花を利用するので翌年に使い回しはできないが、造花を使用する門松もある。

設置期間
12月の10日ごろに、山から松の木(枝)を取ってくる「松迎え」をおこなう。これで、山から歳神様(歳徳神)を家に迎えるという説もある。
早いところでは20日ごろから飾る。しかし、現代ではクリスマスなどのイベントもあるため、25日以降に設置される場合が多い。12月29日に飾るのは「二重苦」、また9の末日でもあるので「苦待つ」に通じ、12月30日12月31日に飾るのは「一夜飾り」「一日飾り」といって神をおろそかにするということから、12月28日までに飾るのが良い、とされている。 飾る期間は、1月6日の夕方に片付けて、翌1月7日の「七日正月」を併せて7日までを「松の内」と呼ぶことが多いが、地域により1月15日の小正月まで飾るなど、さまざまである。(左義長が行われる地域は、左義長で門松を焼くので、それに合わせて仕舞う。左義長は1月15日の小正月が多いが、地域や神社によって異なる)
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