羽子板 ケース飾り - お正月特集 - 2013

| トラックバック(1)
このエントリーをはてなブックマークに追加
羽子板 ケース飾り 千代桜 15号 紫彩

お正月向けの伝統工芸品を特集してます。
引き続き、女の子の厄除け・縁起物の「羽子板」の特集。
今回は、ケース飾りの羽子板を集めています。

「羽子板」と言うと、毬を打ち合って遊ぶ羽根突きの遊戯道具と言うイメージが強いです。元々はそのような出自ですが、徐々に厄払いとして使われることも多くなり、魔除けとして正月に女性にあげる習慣も生まれました。
江戸時代頃からは、女の子の生まれた家に贈る事が習慣となり、女児の初正月祝い・縁起物・魔除けとして、現代でも重宝されています。

この女児の厄除け・縁起物としての羽子板は「飾り羽子板」として発展し、伝統工芸の技術を駆使した素晴らしい仕上がりのものが生産されるようになりました。
ここで集めた羽子板も、伝統の匠の技術を活かした職人達のハンドメイドの逸品です。その為、高価なものも多いですが、女の子の正月お祝い・贈答品として相応しい品々です。

羽子板の由来

 羽子板の歴史は古く、七世紀から宮中で行われていた「毬杖(ぎっちょう)遊び」が起源と言われています。これは、先がヘラのような形をした杖(毬杖)で毬を打ちあう遊びです。この杖が変化して、羽子板になったものと考えられています。

 江戸時代になると、大名の間で、年の暮れに女児の生まれた家に贈ることが慣例となり、女の子の厄除けという認識が醸成されていきました。

 また、羽根突きの羽の飛ぶ様がトンボに似ていることから、蚊が病気を仲介することを認識していた昔の人々は、羽をトンボに見立てました。そのことから蚊はトンボを恐れ、ひいては子供が蚊に刺されないという,厄除けのまじないとして正月に羽根突きを行っていました。

 羽根突きの玉には、板で突いたときの音が良いと言うことから「ムクロジ」という木の、黒くて硬い木の種子が用いられています。「ムクロジ」は「無患子」と書き「子供が患わない」ようにという意味が含まれています。

 羽子板は正月の羽根突きの遊び道具、贈り物という用途に加えて、女児の初正月を祝い邪気をはね除け美しく、無事成長することを願うための大切な飾りとなっています。



※下記の写真をクリックすると、美しい拡大写真がご覧になれます。
また拡大写真をクリックすると、その商品の販売サイトにジャンプします。
(売り切れの場合はご容赦下さい)

羽子板 ケース飾り 祇園 15号 しおり 藤娘

羽子板 ケース飾り 祇園 15号 さがのベルベット

羽子板 ケース飾り 本竹舞姫 15号 ももか まり飾り

羽子板 ケース飾り 本竹舞姫 15号 しおり 藤娘

羽子板 ケース飾り 本竹舞姫 15号 明日香 汐汲

羽子板 ケース飾り 花梨精華 15号 友禅振袖 まり飾り

羽子板 ケース飾り 花梨精華 15号 さがのベルベット

羽子板 ケース飾り 花梨精華 15号 華麗金彩刺繍 鶴柄

羽子板 ケース飾り 泉 15号 ももか まり飾り

羽子板 ケース飾り 泉 15号 友禅振袖 まり飾り

羽子板 ケース飾り 泉 15号 刺繍梅絵四季花

羽子板 ケース飾り 春乃うた 15号 人間国宝 喜多野良造 柿渋染

羽子板 ケース飾り 春乃うた 15号 さがのベルベット

羽子板 ケース飾り 春乃うた 15号 刺繍おしどり 赤

羽子板 ケース飾り 芙蓉 黒塗り 15号 あやか 浅妻

羽子板 ケース飾り 芙蓉 黒塗り 15号 桜小町振袖 汐汲

羽子板 ケース飾り 芙蓉 黒塗り 15号 金駒正絹刺繍

羽子板 ケース飾り 小町 15号 金駒正絹刺繍

羽子板 ケース飾り 小町 15号 さがのベルベット

羽子板 ケース飾り 小町 15号 華麗金彩刺繍 鶴柄

羽子板 ケース飾り 金彩紅桜 15号 あやか 道成寺

羽子板 ケース飾り 金彩紅桜 15号 人間国宝 喜多野良造 柿渋染

羽子板 ケース飾り 金彩紅桜 15号 刺繍梅絵四季花

羽子板 ケース飾り 流水桜神代 15号 花小町振袖 浅妻

羽子板 ケース飾り 流水桜神代 15号 花小町振袖 まり飾り

羽子板 ケース飾り 流水桜神代 15号 しおり 浅妻

羽子板 ケース飾り 鉄刀木優雅 15号 ももか まり飾り

羽子板 ケース飾り 鉄刀木優雅 15号 金駒正絹刺繍

羽子板 ケース飾り 鉄刀木優雅 15号 さがの絞り桜

羽子板 ケース飾り 和泉 15号 極上はるな 汐汲




羽子板の作業風景 ちぐさやより
1)面相描き
木綿に胡粉でぼかしをかけ、表情を整える。目を入れ、口を描き込む。一筆一筆が羽子板に命を吹き込みます。化粧を施すかのような熟練した職人の手技が羽子板に優しい表情を与えます。
木地作り

2)くるみ作業
羽子板の姿に柔らかさ・厚みを表現するのは、綿を詰める「くるみ作業」から。小さな板に舞う人形の躍動感はここで生まれます。
下地

3)上絵描き
仕上げは「上絵描き」。見事な美しさ・気品を添えるため、着物の柄を丹念に描き込んでいきます。
下地付け・下地研ぎ

羽子板は女児の邪気をはね(羽根)のけ、健やかに育つようにとの願いが込められて飾ります。


巳年生まれの人は
心が広く忍耐力があり、品位は高尚で温和な天性であります。
どんなことがあってもやり通すという実行力と忍耐力がありますから、たいていのことは成功するという恵まれた天運を持っています。

巳について
火の陽、5月、夏、9時〜11時。木が十分に成長し、大きく枝葉を広げた状態。とても慎重で、じっくりと思考する力を持ちます。忍耐強さがあり、周囲を俯瞰的に見られる視野の広さを備えています。
動物は蛇(へび)が割り当てられています。

巳歳のヘビは、古代より東洋では、脱皮し再生する姿から、「不死長寿の象徴」として敬われてきました。
そして、剣とかたちが似ることから、「強さのシンボル」であったともいわれています。
前の記事へ | トップページ | 次の記事へ




トラックバック(1)

トラックバックURL: http://wx02.wadax.ne.jp/~bau-haus-com/cgi-bin/mtos/mt-tb.cgi/1141

お正月向けの伝統工芸品を特集しています。 引き続き、女の子の厄除け・縁起物の「羽子板」。 今回は、ケース飾りの羽子板を集めています。 「... 続きを読む





アーロン東京

シルバーアクセサリーのペガサス


100×60 ②
フラワーレメディ セラピストカウンセリング店
天然素材の和モダンな素材【ICHIZA】
シルバーアクセサリー【ペガサス】