F1ブラジルGP決勝が終わりました。
レースを制したのは、マクラーレンのJ.P.モントーヤ。2位にはキミ・ライコネンで、マクラーレン1-2フィニッシュです。
そして、注目のF.アロンソは3位入賞で、遂にチャンピオン決定。史上最年少のチャンピオンが誕生しました。
長かった今シーズンも、タイトル決定と言う重要なポイントを通過し、残り2戦です。しかし今年は本当に盛りだくさんって感じ(19戦もあるから)
しかし、アロンソはシーズン後半はマクラーレンに押されっぱなしだったけど、常に冷静なレース運びでお見事でした。この安定感が強さの秘訣でしょう。マクラーレンは速さは抜群だけど、安定度がね。来年期待だけど。
2005年9月アーカイブ
昨年までのブッチギリな好調ぶりとは打って変わって、すっかりパフォーマンスの衰えてしまった、今年のフェラーリ。不振の原因は、事あるごとに、ブリヂストンタイヤのパフォーマンスのせいだと言われて来ました。
M.シューマッハも公然とブリヂストンの非難をしたり、フェラーリ社長のルカ・モンテツェモロも不振は、ブリヂストン・タイヤのせいだと発言したり徹底的にタイヤのせいにしてる節がありました。が、
マクラーレンのF1 CEO、マーティン ウィトマーシュが面白い発言をしています。
「ミナルディはフェラーリ同様に昨年からブリヂストンタイヤを使用している。昨年の王者フェラーリとミナルディのギャップは約4秒程度だった。モンツァにおいて、それは約2秒だった。ミナルディが2秒速くなったとは思えない。それよりも、フェラーリが後退したのだ」
さてさて、F1ベルギーGPの決勝レースが終わりました。
結果から言うと、優勝はキミ・ライコネン。2位はF.アロンソでチャンピオンはお預けです。
ポイントはこれで、アロンスが、111。ライコネンは86で、ポイント差は25ポイント。残り3戦なので、次戦ブラジルで、差が21ポイント以上であれば、アロンソのチャンピオンが確定します。どこまで食い下がれるか、ライコネン。
レースは、午前中降っていた雨によって、ウェットコンディションでスタート。全車、ほぼスタンダードウェットタイヤでのレース。途中、ルノーのフィジケラがオールージュで大クラッシュを喫し、セーフティカー導入。
セーフティカー解除後、ヘアピンで佐藤琢磨がM.シューマッハに追突。2台ともレース終了。
その後、レースは、ライコネン、モントーヤ、アロンソの順位で安定してましたが、レース終盤、モントーヤが何と周回遅れのピッツォニアとクラッシュ!その場でリタイヤとなり、アロンソは棚ぼたの2位ゲットです。
う〜ん、マクラーレン速いんだけどなぁ・・・。
しかし、アロンソ、速いのは確かだけど、運にも相当恵まれてる。そんな今シーズンをよく象徴したレースでした。フェラーリの大暴れもなく、残念。次戦は、9/25ブラジルです。いよいよ大詰め。
今週末は、先週に引き続き2週連続でF1です。今年は、レース数が多いので、2週連続のケースが結構ある。
今週末の舞台は、ベルギーのスパ・フランコルシャン。F1サーキットの中でも屈指の難関コースであり、一番長いコースでもあります(6.976 km)。
また、F1ドライバー達に最も人気があるのもこのコース。自然の山岳地帯をそのままコースにしたサーキット。サーキット舗装部分と公道部分が合わさったバリエーションに富んだコースで、高低差もすさまじく、前半部分の凄まじい上り坂「オールージュ」が一番のポイントです。また、山岳だけに天候が変わりやすいのも特徴で、雨のレースもよくあります。それだけに、「腕」が試され、ドライバー達のチャレンジ精神をくすぐるらしく、ドライーバたちの人気の高さに繋がってると思います。
また、過去のスーパードライバー達はこのコースを得意としてる人が多く、1988年〜1991年はアイルトン・セナが4年連続で勝利。M.シューマッハが1992年にF1初優勝を飾ったのもこのスパ。M.シューマッハは過去6回スパで勝利を収めています。
F1サーカスの中で一番のスピードバトルとなる、モンツァのイタリアGPの決勝が終わりました。
勝ったのは、マクラーレンのJ.P.モントーヤ。
アロンソは危なげなく、手堅く2位をゲットです。
後ろから追い上げの期待されたライコネンは、序盤、ヴィルヌーブに押さえ込まれ、タイムをロス。ピットインを遅らせ、途中アロンソとのバトルもあったけど、ピットイン後、左リアタイヤに異変発生。
やむなくタイヤ交換でピットイン。勝負は決まってしまいました。
結局ライコネンも頑張って4位でフィニッシュ。しかし、チャンピオンシップを考えると、アロンソが王手な感じ。
残り4戦でアロンソとライコネンのポイント差は27ポイント。次のスパでライコネンに3ポイント以上差がつけば、アロンソのチャンピオン確定となります。
F1イタリアGPの予選が終わりました。
PPは、マクラーレン、J.モントーヤです。
実は、タイム的には最速はキミ・ライコネンだったのですが、またもやフリー走行でメルセデスエンジンがブロー。
エンジン交換となった為、10番降格のペナルティで11位・・・。今シーズン本当にトラブルに泣かされてます。
アロンソは、手堅く2番手(3番手のタイム)をゲット。明日のレースも無理せずチャンピオンシップを意識した走りになるでしょう。大分、チャンピオンが近づいてきたような。
その他、BAR勢が好調で、3番手バトン、4番手は琢磨です。琢磨のロケットスタートでレースを掻き混ぜて欲しいものです。
フェラーリ勢はお膝元ですが、昨日のフリー走行から調子は今ひとつ。予選では、何とか、6位(シューマッハ)、7位(バリチェロ)に着けました。
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