しかし、今年の日本GPは中々面白かったですね。
今年は日本GP初の生中継で決勝が放送されました。優勝したのは、17番手からスタートしたキミ・ライコネン。ファイナルラップで見事に1位をゲットしました。
しかし、レースは色々波乱あり、オーバーテイクありで中々楽しめました。スタートしょっぱなから1コーナーで大混乱状態で佐藤琢磨とバリチェロがコースアウト。
同じく1周目のシケインの立ち上がりで、モントーヤがクラッシュ。そしてセーフティカー。
途中のアロンソとM.シューマッハのバトルは見物でした。何てったって、130Rのアウトからシューマッハをぶち抜いた、アロンソ。あれはたまげた。あんなの見た事ないです。よっぽどの自信と車に対する信頼がないと出来ない芸当でした。と言うか、アロンソの車載見てると、130Rの所、全く減速なしで全開のまま突っ切ってるから、よっぽど車がいい出来なんだなと実感した。ライコネンの方は、130Rは少し減速してるようだったけど。
このアロンソとライコネンのM.シューマッハとのバトルは面白かった。フェラーリのパフォーマンスが行けてないのは確かだけど、全くシューマッハは勝負になってなかったね。1コーナーでもライコネン、アロンソに抜かれたけど、ストレートでのスピードが(手前のコーナーの立ち上がり含めて)違い過ぎ。去年独壇場だったフェラーリ+シューマッハ。1年たつとこうも変わるものかと言う感じ。
しかし、アロンソとライコネンの二人が非常に際立ったレースでした。
アロンソもチャンピオン確定し、何も気にせず自由なレースをしたと言う感じで、今シーズンずっとチャンピオンシップを意識した、抑えた確実な走りに徹してたけど(それがつまんない感じもあったけど)、今日は違ってた。いやーこいつは確かに凄いかも知れない。またライコネンも非常に切れた走りで、ファイナルラップでフィジケラを1コーナーでぶち抜いた時は、思わず声を上げてしまいました。まさに次世代のドライバー二人が大活躍のレース。しかも鈴鹿って抜きにくいと言われてるコースなのに、次々とオーバーテイクして行く様が非常に爽快だった。一方、M.シューマッハは相変わらず精彩なく・・・。
世代交代の波は明らかに来てるけど、もう少しだけ頑張って欲しいと思ってるのですが、とりあえず来年の車に期待かな。
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