F1の2006年シーズンも遂に終わり。最終戦のブラジルGP決勝。
毎年この時期になると、F1ももう終わり、1年って本当に早いとしみじみ感じたりする。
今シーズンは、昨年に引き続き、ルノーが先行し、後半フェラーリが大分追い上げを見せたが、後一歩届かずと言った感じで、ルノーとフェラーリが目立ったシーズン(と言うより、アロンソとシューマッハか。)
そんなミハエル・シューマッハもその偉大なるキャリアに終止符を打ち、今シーズンで引退。これで完全に世代交代となる訳で、大きな節目のシーズンとなった。また、ミシュランも今シーズン限りで撤退。来年はブリヂストンタイヤのワンメイクとなる。
そして、最終戦ブラジルGP。
勝者は、PPから飛び出し無難なレース運びをした、フェラーリのマッサ。母国GPでの勝利。そして、アロンソが2位に入り、2年連続のドライバーズタイトルを獲得した。
そして、ラストレースとなった、M.シューマッハは、予選に引き続き不運に見舞われる。レース序盤でフィジケラをパスした際に、接触しリアタイヤがパンク。急遽ピットインし、順位は最後尾まで落ちてしまった。
その後、怒濤の追い上げで、次々とオーバーテイクを決め、最後には4位まで浮上。
結果はついてこなかったけど、最後までその卓越したパフォーマンスを十分に見せたレースではあった。彼自身はレースを十分に楽しんでたんではなかろうか。
そして、新時代の王者アロンソ。彼は年齢不相応に冷静でミスがない。来シーズンは恐らくライコネンとの争いになるだろうけど、3年連続チャンプを獲得出来るか。
長かったF1シーズンも終わり、来年の3月までお預け。
新時代のF1が楽しみでもある。
2006F1最終戦ブラジルGPの決勝結果は以下の通り。
1 F・マッサ フェラーリ 1:31:53.751 10
2 F・アロンソ ルノー + 18.658 8
3 J・バトン ホンダ + 19.394 6
4 M・シューマッハ フェラーリ + 24.094 5
5 K・ライコネン マクラーレン + 28.503 4
6 G・フィジケラ ルノー + 30.287 3
7 R・バリチェロ ホンダ + 40.294 2
8 P・デ・ラ・ロサ マクラーレン + 52.068 1
9 R・クビサ BMW + 1:07.642
10 佐藤 琢磨 スーパー アグリ + 1 laps
11 S・スピード スクーデリア トロ ロッソ + 1 laps
12 R・ドーンボス レッドブル + 0 laps
13 V・リウッツィ スクーデリア トロ ロッソ + 1 laps
14 C・アルバース スパイカーMF1 + 1 laps
15 T・モンテイロ スパイカーMF1 + 2 laps
16 山本 左近 スーパー アグリ + 2 laps
Did not finish
17 N・ハイドフェルド BMW + 7 laps
18 D・クルサード レッドブル + 56 laps
19 J・トゥルーリ トヨタ + 61 laps
20 R・シューマッハ トヨタ + 62 laps
21 M・ウェーバー ウィリアムズ + 70 laps
22 N・ロズベルグ ウィリアムズ + 71 laps
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