F1第2戦、マレーシアGP。気温30度以上の灼熱のGPだ。
舞台は、セパン・インターナショナルサーキット。例によって、カリスマ・サーキットデザイナー、ヘルマン・ティルケの手によるサーキットだ。
決勝レースは、気温34℃、路面温度56℃、湿度59%のコンディションで行われた。
スタートで、予選2位のアロンソが好スタート。PPのフェラーリ、マッサを追い抜き、首位に立つ。4番手スタートのマクラーレン、ハミルトンもフェラーリ2台を交わし、序盤からマクラーレン1-2の体制に。
レース序盤、PPから3位に後退した、マッサがハミルトンをオーバーテイクしようと仕掛けるが、何と自滅しコースオフ。5位に後退した。
これで、レースは、マクラーレン1-2体制に、フェラーリ、ライコネンが続く布陣に。
首位のアロンソは、ファステストを連発し、序盤から独走状態。結局、レースも危なげなく首位をキープしたまま、今季初、マクラーレン移籍後初勝利を挙げた。
2位にはライコネンのアタックを最後まで交わしたハミルトンがゲットし、マクラーレンの1-2勝利となった。3位はフェラーリライコネン。
開幕戦では、フェラーリに先行を許したマクラーレンだが、ここマレーシアではギャップはなくなった。確かにレースはスタート直後の順位によって展開が大きく変わるのは事実だが、この2チームの差は、ほとんどないように思う。
やはり、アロンソは強い。また、ライコネンのプレッシャーに耐え、2位を獲得したハミルトンもやはり超大物新人である事を今回のレースでも示してみせた。
今年のマクラーレンはドライバー布陣からして強い。
次回F1第3戦は、去年の開幕戦だったバーレンGP。2週連続開催となる、翌週4/15のレースだ。
F1第2戦マレーシアGPの決勝結果は以下の通り。
1 F・アロンソ マクラーレン 1:32:14.930
2 L・ハミルトン マクラーレン + 17.557
3 K・ライコネン フェラーリ + 18.319
4 N・ハイドフェルド BMW + 33.777
5 F・マッサ フェラーリ + 36.705
6 G・フィジケラ ルノー + 1:05.638
7 J・トゥルーリ トヨタ + 1:10.132
8 H・コヴァライネン ルノー + 1:12.015
9 A・ブルツ ウィリアムズ + 1:28.924
10 M・ウェーバー レッドブル + 1:33.556
11 R・バリチェロ ホンダ + 1 laps
12 J・バトン ホンダ + 1 laps
13 佐藤 琢磨 スーパー アグリ + 1 laps
14 S・スピード トロロッソ + 1 laps
15 R・シューマッハ トヨタ + 1 laps
16 A・デビッドソン スーパー アグリ + 1 laps
17 V・リウッツィ トロロッソ + 1 laps
18 R・クビサ BMW + 1 laps
Did not finish
19 N・ロズベルグ ウィリアムズ + 14 laps
20 D・クルサード レッドブル + 20 laps
21 C・アルバース スパイカー + 49 laps
22 A・スーティル スパイカー + 56 laps
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