F1も伝統のモナコGPを終え、北米大陸に舞台が移った。カナダ、アメリカと北米の連戦だ。
F1第6戦、カナダGPの舞台は、モントリオールのジル・ヴィルヌーブサーキット。
伝説のドライバー、ジル・ヴィルヌーブ(言わずともがな、今やただの毒舌家な感じもするジャック・ヴィルヌーブの、父親)の名前を冠したサーキットで、湖と豊かな緑に囲まれた、美しいサーキットだ。
一部公道となっており、ストップ&ゴーの続く、開幕戦メルボルンのコースとよく似た感じのサーキットだ。
ここは日本と時差が13時間もあるので(次のアメリカGPもそうだけど)、レースを見るのはとてもつらいサーキットだ。
さて、予選の方だが、比較的このコースに適していると思われたフェラーリ勢は今一つで、結局は、前戦いモナコで驚異的なペースを見せたマクラーレンが引き続きの好調さを見せつけた。
ハミルトンとアロンソの一騎打ち。
結局PPを制したのは、スーパールーキー、ルイス・ハミルトン。遂にF1デビュー初のPPを獲得した。
最終アタックで、アロンソもハミルトンを上回るペースでアタックをしていたものの、第3セクターでミスを犯してしまい、その後はリスクを避けるため、手堅く2番手タイムで落ち着いた。
これで、2戦連続でマクラーレンがフロントロー獲得。
一方のフェラーリは、ハイドフェルドに3位を奪われ、ライコネン4位、マッサ5位と振るわなかった。
遂に、PPを獲得したハミルトン。果たしてF1初優勝なるか。
F1第6戦カナダGPの予選結果は以下の通り。
1 L・ハミルトン マクラーレン 1:15.707
2 F・アロンソ マクラーレン 1:16.163
3 N・ハイドフェルド BMW 1:16.266
4 K・ライコネン フェラーリ 1:16.411
5 F・マッサ フェラーリ 1:16.570
6 M・ウェーバー レッドブル 1:16.913
7 N・ロズベルグ ウィリアムズ 1:16.919
8 R・クビサ BMW 1:16.993
9 G・フィジケラ ルノー 1:17.229
10 J・トゥルーリ トヨタ 1:17.747
11 佐藤 琢磨 スーパー アグリ 1:16.743
12 V・リウッツィ トロロッソ 1:16.760
13 R・バリチェロ ホンダ 1:17.116
14 D・クルサード レッドブル 1:17.304
15 J・バトン ホンダ 1:17.541
16 S・スピード トロロッソ 1:17.571
17 A・デビッドソン スーパー アグリ 1:17.542
18 R・シューマッハ トヨタ 1:17.634
19 H・コヴァライネン ルノー 1:17.806
20 A・ブルツ ウィリアムズ 1:18.089
21 A・スーティル スパイカー 1:18.536
22 C・アルバース スパイカー 1:19.196
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