F1の2009シーズンも閉幕した。
最終戦の舞台は、アブダビGP。F1初開催となる、アラブ首長国連邦のヤス・マリーナサーキットが舞台だ。
史上初となる、「トワイライトGP」なる試み。
日没前にレースがスタートし、レース中に太陽が沈み、レース終盤は完全設備の照明によるナイトレースへと変貌する。
この様変わりの様子が中々に素晴らしかった。
他のナイトレースであるシンガポールGPも素晴らしいが、シンガポールが公道サーキットで壁ばかりに囲まれてるのに比べ、アブダビのゴージャスな施設と建物含めたサーキットデザインが、何とも魅惑的な映像を生み出していた。
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F1も早、ドイツGPを終え、後半戦に突入した。
これまでの流れは、総合的には、開幕当初の圧倒的なパフォーマンスを見せ付けて、勢いよく開幕ダッシュした、ブラウンGP、及びバトンがチャンピオンシップはリードを保っている状況。
しかし、第2戦以降は、決して楽勝ではなく、バトン及びブラウンGPのレース戦略のうまさで勝ちを取ってきた感がある。第9戦を終え、9戦中6勝がバトンの戦績。が、これも第7戦の時点では、7戦中6勝だった。
ここ2戦は、ブラウンGPは勝利から遠ざかっている。
新しいF1シーズンが開幕した。2009年F1シーズン。今シーズンの開幕は昨年より3週間遅い。また年間レース数も昨年から1つ減り、17レースとなった。
今年の目玉はそれよりも、過去20年で最大規模と言われる、大幅なレギュレーション変更だ。
昨今の空力の進化に伴い、レース中のオーバーテイクは極めて困難となっていたが、今回のレギュレーション変更により、空力デバイスに制限を施し、空力ダウンフォースを削減し、オーバーテイクの機会を増やすと言うのが狙い。さらにオーバーテイクを促進させる要素として、フロントウィングのフラップの角度調節を可変としたのに加え、ブレーキング等で発生したエネルギーを蓄積し、瞬間的な加速装置として利用出来るKERSの導入が試みられた。
また、ダウンフォース削減の補填として、今まで不自然な溝付タイヤだったのが、往年のスリックタイヤが復活。車自体は、空力を制限する為に、フロントウィングが異様に大きく(横幅が長く)、リヤウィングが不自然に幅狭で、位置が高くなっている。まるでチリトリのような井手達だ。
年も明け、F1の新しいシーズンに向けた、新車が登場する時期となってきた。
そんな中、フェラーリの2009年仕様車が、先陣を切って発表された。
これまでのネーミングからすると、F2009となるのかと思いきや、「F60」と名付けられた。
これは、F1が1950年に始まって以来、ずっと参加し続けているコンストラクターである、フェラーリがF1参戦60年目を記念しての事らしい。
それだけに、この新車に対する思い入れも大きいのだろう。
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