いよいよ大詰めになってきた、2010シーズンのF1。
第17戦は、初の開催となる、韓国GP。
サーキットの建設が遅れ、一時はキャンセルとなるのではないかと言う懸念もあったが、無事開催にこぎつけた。とは言ってもグランプリが何とか開催出来る状態に漕ぎ着けたと言う所で、サーキット自体はまだ建設が終わっていない。
と言う状況の中、予選はレッドブル1-2。当初は、長いストレートがある為、マクラーレンもしくはフェラーリが有利とされていたが、蓋を開ければ、いつもの予選。そして前戦の勝利で勢いにのるヴェッテルがPP。
そして決勝レース。かねてから降水確率が高いと言われていたが、大雨。
セーフティーカー先導でとりあえず、レーススタートするものの、雨が激しいため、3周で赤旗中断。1時間程して雨が止み、ようやく再スタートの波乱のレース。
コンディションは完全にウェットで、再開されたレースも大波乱。ランキングトップのウェバーが早々にスピンしリタイヤ。そして、順調にトップを快走していたヴェッテルもレース終盤の46周目にエンジンブローで、レッドブルは痛恨の2台リタイヤ。
混乱のレースを制したのは、フェラーリ、アロンソ。ハミルトンが2位に続いた。
これで、アロンソが一気にドライバーズランキングでもトップに立った。ここの所のアロンソの集中力、凄まじい。最強のドライバーとの評価通りの終盤の勝負強さが出ている。
残り2戦。ますます混沌としてきた今シーズン。最終戦までもつれそうだ。
レース結果
Pos. ドライバー コンストラクターズ Time
1. フェルナンド・アロンソ フェラーリ 2:48:20.810
2. ルイス・ハミルトン マクラーレン +14.999
3. フェリペ・マッサ フェラーリ +30.868
4. ミハエル・シューマッハ メルセデスGP +39.608
5. ロベルト・クビサ ルノー +47.734
6. ヴィタントニオ・リウッツィ フォースインディア +53.571
7. ルーベンス・バリチェロ ウィリアムズ +1:09.257
8. 小林可夢偉 ザウバー +1:17.889
9. ニック・ハイドフェルド ザウバー +1:20.107
10. ニコ・ヒュルケンベルグ ウィリアムズ +1:20.851
11. ハイメ・アルグエルスアリ トロロッソ +1:24.144
12. ジェンソン・バトン マクラーレン +1:29.939
13. ヘイッキ・コヴァライネン ロータス +1 Lap
14. ブルーノ・セナ HRT +2 Laps
15. 山本左近 HRT +2 Laps
Did not finish
16. エイドリアン・スーティル フォースインディア +9 Laps
17. セバスチャン・ヴェッテル レッドブル +10 Laps
18. ヴィタリー・ペトロフ ルノー +16 Laps
19. ティモ・グロック ヴァージン +24 Laps
20. セバスチャン・ブエミ トロロッソ +25 Laps
21. ルーカス・ディ・グラッシ ヴァージン +30 Laps
22. ヤルノ・トゥルーリ ロータス +30 Laps
23. マーク・ウェーバー レッドブル +37 Laps
24. ニコ・ロズベルグ メルセデスGP +37 Laps
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