日本GP・鈴鹿と言えば、昔はタイトル決定の舞台によくなった場所だ。
3度のチャンピオンとなった、アイルトン・セナは3回とも鈴鹿でチャンピオンを決めている。
それも以前は鈴鹿はラスト2戦目で開催されて来ており、タイトル確定の場となる確率が高かったと言う事なのだが。
今年は鈴鹿は全19戦のうち、15戦目。残り4戦もある。
しかし今シーズンはヴェッテルの圧倒的な強さで、ここ鈴鹿で1ポイントでも獲得すればタイトル決定と言う状況。
そして、ヴェッテルは鈴鹿に強く過去2年連勝している。
予選は全体的にマクラーレンが好調。特にフリープラクティスから全般的にバトンの仕上がりが良好な感じ。しかしマクラーレン有利な感じで進んだ予選も、今シーズンはいつもこのパターンではあったが、最後にヴェッテルが逆転PP奪取。2位にバトン、3位にハミルトンのマクラーレンコンビが続く。
レースはヴェッテルがスタートでは首位を死守したものの、その後のタイヤ交換のタイミングでバトンが首位に。更にアロンソが2位に躍り出る。
レースは結局バトンが勝利。ここのところのバトンのパフォーマンスは実に安定している。全く不安定なハミルトンとは対照的だ。
そしてヴェッテルが3位に入り、今シーズンのタイトルを決めた。
全体的にヴェッテル圧勝な雰囲気の今シーズン。タイトル争いは早くも終わってしまった。
レース結果
Pos. ドライバー コンストラクターズ Time
1. ジェンソン・バトン McLaren 1:30:53.427
2. フェルナンド・アロンソ Ferrari +1.160
3. セバスチャン・ヴェッテル Red Bull +2.006
4. マーク・ウェーバー Red Bull +8.071
5. ルイス・ハミルトン McLaren +24.268
6. ミハエル・シューマッハ Mercedes +27.120
7. フェリペ・マッサ Ferrari +28.240
8. セルジオ・ペレス Sauber +39.377
9. ヴィタリー・ペトロフ Lotus Renault +42.607
10. ニコ・ロズベルグ Mercedes +44.322
11. エイドリアン・スーティル Force India +54.447
12. ポール・ディ・レスタ Force India +1:02.326
13. 小林可夢偉 Sauber +1:03.705
14. パストル・マルドナド Williams +1:04.194
15. ハイメ・アルグエルスアリ Toro Rosso +1:06.623
16. ブルーノ・セナ Lotus Renault +1:12.628
17. ルーベンス・バリチェロ Williams +1:14.191
18. ヘイッキ・コヴァライネン Team Lotus +1:27.824
19. ヤルノ・トゥルーリ Team Lotus +1:36.140
20. ティモ・グロック Virgin +2 Laps
21. ジェローム・ダンブロシオ Virgin +2 Laps
22. ダニエル・リチャルド HRT +2 Laps
23. ヴィタントニオ・リウッツィ HRT +3 Laps
Did not finish
24. セバスチャン・ブエミ Toro Rosso +42 Laps
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