プリンスのニューアルバムがリリースされた。
タイトルは、「3121」。数字通り3/21にリリース。Amazonで先行予約してたので、家に届いたのは3/20だったけど。
今作は、前作「Musicology」のColumbiaからまたレーベルを変え、Universalからのリリース。Universalとの契約は例によって今作のみ。毎回メジャーリリースの度に、契約会社を変えるのが最近の動きだが、よっぽどワーナーとの関係が疲れたんでしょうねぇ。
ちなみに、数字のタイトルは1982年の「1999」以来だけど、「3121」の意味は、ハリウッドにある自宅の住所、31-21からとったと言う噂らしい。
それで、内容の方だけど、今回は(も)かなり最高です。前半はゴリゴリのファンクチューンが中心。のっけからタイトルナンバーの「3121」でやられます。この辺のグルーブ感は、P-Funk以降のジョージ・クリントンに通ずる感もあり、今やヒップホップのルーツとして語られる事の多いファンクだが、プリンスはやはり正当なファンク継承者と言うのを実感させられる。
音として新しいかと言われるとそうでもないかも知れないけど、この独特なグルーブ感、ちもちいいですなぁ。
前作「Musicology」はかなりコマーシャルな印象があったけど、今回は音作りからして、かなりアグレッシブな印象、でも先行リリースされた、「Te Amo Corazon」を始め、オーソドックスなラテン調のナンバーもちらほらあり、ロックミュージックそのものの曲もあり、全体的には、オールマイティな感じだけど。
いずれにしても、ここしばらくはヘビーローテションとなりそう。
しかし、2曲目の「Lolita」はかなりツボにはまった。こいつはいいねぇ。
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