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2005年10月09日

F1日本GP決勝

[ F1 ]

しかし、今年の日本GPは中々面白かったですね。
今年は日本GP初の生中継で決勝が放送されました。優勝したのは、17番手からスタートしたキミ・ライコネン。ファイナルラップで見事に1位をゲットしました。
しかし、レースは色々波乱あり、オーバーテイクありで中々楽しめました。スタートしょっぱなから1コーナーで大混乱状態で佐藤琢磨とバリチェロがコースアウト。
同じく1周目のシケインの立ち上がりで、モントーヤがクラッシュ。そしてセーフティカー。
途中のアロンソとM.シューマッハのバトルは見物でした。何てったって、130Rのアウトからシューマッハをぶち抜いた、アロンソ。あれはたまげた。あんなの見た事ないです。よっぽどの自信と車に対する信頼がないと出来ない芸当でした。と言うか、アロンソの車載見てると、130Rの所、全く減速なしで全開のまま突っ切ってるから、よっぽど車がいい出来なんだなと実感した。ライコネンの方は、130Rは少し減速してるようだったけど。

このアロンソとライコネンのM.シューマッハとのバトルは面白かった。フェラーリのパフォーマンスが行けてないのは確かだけど、全くシューマッハは勝負になってなかったね。1コーナーでもライコネン、アロンソに抜かれたけど、ストレートでのスピードが(手前のコーナーの立ち上がり含めて)違い過ぎ。去年独壇場だったフェラーリ+シューマッハ。1年たつとこうも変わるものかと言う感じ。
しかし、アロンソとライコネンの二人が非常に際立ったレースでした。
アロンソもチャンピオン確定し、何も気にせず自由なレースをしたと言う感じで、今シーズンずっとチャンピオンシップを意識した、抑えた確実な走りに徹してたけど(それがつまんない感じもあったけど)、今日は違ってた。いやーこいつは確かに凄いかも知れない。またライコネンも非常に切れた走りで、ファイナルラップでフィジケラを1コーナーでぶち抜いた時は、思わず声を上げてしまいました。まさに次世代のドライバー二人が大活躍のレース。しかも鈴鹿って抜きにくいと言われてるコースなのに、次々とオーバーテイクして行く様が非常に爽快だった。一方、M.シューマッハは相変わらず精彩なく・・・。
世代交代の波は明らかに来てるけど、もう少しだけ頑張って欲しいと思ってるのですが、とりあえず来年の車に期待かな。

投稿者 bauhaus : 19:37 | コメント (0) | トラックバック

2005年10月08日

F1日本GP予選 - ラルフ・シューマッハがPP

[ F1 ]

F1もいよいよ終焉です。日本GPが開幕しました。
毎年、日本GPになると、長かったF1サーカスもいよいよ終わりだなぁと感じます。そして、毎年もう1年たったのかと、思う訳です。今年も、残りは日本GPと翌週の中国GPで終わり。今シーズンは、19レースもあって長かった印象がありますが、あっという間に日本GPとなりました。
ドライバーズチャンピオン決定戦となる事も多い、日本GP鈴鹿ですが、今年はF.アロンソのチャンピオンも決定していて、残りはコンストラクターズのタイトルですが、マクラーレンとルノーが激しい争いをしてる状況で、差は2ポイント(マクラーレンが1位)。
そんな中、日本GPの予選が終了しました。

予選は、雨の中で行われ、PPは、トヨタのラルフ・シューマッハ。トヨタ勢大喜び。
予選後半に雨が激しくなり、出走順M.シューマッハ以下のドライバーは大きくタイムを落とす結果となりました。
マクラーレンに至っては、ライコネンが、17位。モントーヤに至っては、途中でアタックを止め、NO TIME。ルノーの方はアロンソが雨の影響で16位、一方フィジケラは、3位をゲットし、ルノー勢優勢の状況。
予選結果は以下の通り。

1 R・シューマッハ トヨタ 1:46.106
2 J・バトン BAR 1:46.141
3 G・フィジケラ ルノー 1:46.276
4 C・クリエン レッドブル 1:46.464
5 佐藤 琢磨 BAR 1:46.841
6 D・クルサード レッドブル 1:46.892
7 M・ウェーバー ウィリアムズ 1:47.233
8 J・ヴィルヌーヴ ザウバー 1:47.440
9 R・バリチェロ フェラーリ 1:48.248
10 F・マッサ ザウバー 1:48.278
11 N・カーティケヤン ジョーダン 1:48.718
12 A・ピッツォニア ウィリアムズ 1:48.898
13 C・アルバース ミナルディ 1:50.843
14 M・シューマッハ フェラーリ 1:52.676
15 R・ドーンボス ミナルディ 1:52.894
16 F・アロンソ ルノー 1:54.667
17 K・ライコネン マクラーレン 2:02.309
18 T・モンテイロ ジョーダン no time
19 J・トゥルーリ トヨタ no time
20 J・P・モントーヤ マクラーレン no time

投稿者 bauhaus : 18:51 | コメント (0) | トラックバック

2005年10月04日

「Manyo-万葉-」にみるwebデザインの新しい方向性

cover.jpgソフトバンク クリエイティブとアクセス・パブリッシングが、9月30日、無償のオンライン雑誌「Manyo-万葉-」を創刊した。
Manyoは次世代電子ブックである「FlipBook」を利用した無料のオンライン雑誌。「FlipViewer」と言う、FlipBook専用のビューワーソフトを用いて閲覧する。イメージは紙媒体の雑誌と同様に、ページの概念があり、ページをぱらぱらとめくりながらコンテンツを閲覧する、正にオンラインの雑誌イメージ。
ただし、紙媒体と異なるのは、中のコンテンツに、webの特徴である、リンクの設定やFLASHを埋め込んで動画や音楽を再生出来る点。従来の雑誌メディアの長所とインターネットコンテンツの長所を盛り込んだ新しい表現メディア、広告メディアとして注目を集めそうだ。

面白いと思ったのは、雑誌と言うメタファーでコンテンツを一つのパッケージとして「ぱらぱら」と閲覧出来る点。webで言えば、ネット・サーフィンをしてるイメージで、特に目的なく、ながら見をするイメージだ。
また、ぱらぱら見てて目に留まった広告等をクリックすると動画の再生が始まったり、関連サイトへジャンプしたりする。いわば、 「プル型」、「プッシュ型」と、さらにサイトへ誘導と言ったweb広告の特徴を一つのコンテンツパッケージの中で実現しており、今後のインターネット広告のあり方としても一つの方向性を示しそうな感がある。

またオンライン雑誌と言うカテゴリでなくても、昨今、ポータルサイト、オンラインショッピングはますますの競争激化の中、多くのサイトが自サイトの差別化、ブランディングに熱心だが、差別化・ブランディングを目的としたコンテンツのパッケージングとしても大きな効果を期待出来そうである。
常設サイトとは別に定期的にオンラインカタログ的なイメージでの配布や、サイト自体、このようなコンセプトでも面白いのではないだろうか。アフィリエイトへの応用も出来そうだ。
勿論、制作に当っては、高度かつ広範囲に渡るコンテンツ制作技術が必要となり、個人の趣味とかで作り上げるのは困難で、それなりのプロダクションが必要となるかも知れないが。

ただ、難点はある。

1.専用ビューワーが必要なのは、ちと辛いかも。普及と言う面でも、使い勝手の面でも。試したけど、動作も決して軽快と言う訳ではなかった。
ブラウザベースで見れるのがいいとは思うのだけど。
FLASHベースであれば同じようなインタフェースは作成可能と思うのだが、運用・更新を考えると大変なのかな。

2.本来、雑誌はリラックスした状態で寝転がりながらとか自由な姿勢でぱらぱらと見るのが醍醐味だったりする。そう言う意味では、モニタで閲覧するのは辛い。
予想以上に疲労する。あまり雑誌をぱらぱらと言う感じではないかも知れない。
電子書籍や電子雑誌が期待されながら今ひとつ普及が進まないのも、この面が大きいのではないだろうか。
こうなると、より紙に近い新しいデバイスの登場を待つしかないのだけど・・。
(マイノリティ・リポートであった電子新聞みたいな感じ。)
これも近い将来ありなのかな。

ともあれ、広告をベースとした、今後のwebコンテンツ、インターネットコンテンツの一つの方向性を示してるのは確かだと思う。注目の価値はあるのでは。

投稿者 bauhaus : 00:09 | コメント (0) | トラックバック

2005年10月02日

iTunes5の新機能 − VBR

最近、iTunes5がリリースされ、色々新機能も追加されてるが、意外とあまり目立って取り上げられていない、(地味な?)新機能として、AACエンコードにVBR(Variable Bit Rate)オプションがサポートされた。
通常(標準)のエンコードは、CBR(Constant Bit Rate)と呼ばれるもので、固定ビットレートの事を指す。この場合のエンコードは、例えばAAC128kbpsであれば、曲の中で情報量の多い(低音域から高音域までのレンジが広い)箇所も少ない箇所も、128kbpsと言う固定の情報量でエンコードされる。
一方、VBRは可変ビットレートと呼ばれるもので、音の情報の多さに比例して、エンコードするビットレート(情報量)を変化させるものだ。よって、低音域から高音域までのレンジが広い箇所については、多くの情報量をエンコードし、逆に少ない箇所については、より少ない情報量でエンコードする。
CBRと比べると音の情報量レンジに応じたエンコードを行う為、より効率的なエンコードが期待出来る。

と言う訳で、128kbpsのVBRで色々エンコードしてみた。
感触は、今までCBR128kbpsでエンコードしてた場合は、高音域がクリアじゃないと言うかちょっと潰れてしまう感のあった部分もVBRだと、改善されてよりクリアな高音域になった。これは結構重宝しそう。
私のiPodは2Gの30GBで、Macに入ってる音楽ライブラリは50GBを超えている。なので、可能な限りディスク容量を節約したいたちだ。今まで主にAAC128kbps(CBR)にしてたけど、ちょっと時々音質に不満があったんだけど、今後はVBRメインにしてみようと思う。ちなみに、ファイルサイズは、概ねCBRよりはサイズが少し大きくなるようだ(つまり平均して128kbps以上になってるって事?)。

エンコードの設定は、iTunes4の時からは変わっていて、「環境設定」(Windowsの場合は「編集」→「設定」)→「詳細」→「読み込み」から。
screen1_tn.jpg
ここで、「読み込み」をAACエンコーダにし、下の「設定」で「カスタム...」を選択すると、カスタマイズ画面が表示される。
screen2_tn.jpg
「可変ビットレート(VBR)のエンコードを使う」をチェックして、設定完了。
皆様もお試し下さい。低音域から高音域までのレンジが広い曲程効果があると思います。

投稿者 bauhaus : 15:06 | コメント (0) | トラックバック

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